2022年6月3日

本日私は誕生日で、20代最後の29歳になりました。私の20代のテーマは「社会を知る、自分を知る」ということでこれまで必死で働き、既にサラリーマンとして6年間で4社を経験しました。そんな短期で会社を転々としていると、年功序列が当たり前だった年配層には受けが悪くキャリアに傷がついてしまうぞ的な言葉をよく受けていた気がします。ただ、自分の中では20代のうちに経験できることは全部やっておきたいなということで1社ではなく4社でのチャレンジを敢えて選び、おかげさまでそれぞれの会社でさまざまな経験を積ませてもらうことができました。「転職」はサラリーマンという大きな枠組の中で社内異動をしているという感覚が個人的には近いと思っていますが、やはりその方が視野も経験も広がることから結果的にはとても良かったなと思っています。サラリーマンの強みは手厚い社会保険や福利厚生と安定的な固定給が得られるところで、特に直近2社のような外資系企業を転々としていると効率良く稼げるとは思いましたが私はそういった働き方を辞め28歳で独立の道を選びました。今日から29歳になり最初は会社として何もないところからはじまりましたがそのハングリー精神を忘れず必死になって働いていると、30代になればサラリーマンで働いていた時の何倍、何十倍も稼いでいけるようになっていると思います。お金がない時期というのは長い人生で見ると貴重な時期だったなと後々振り返られる時が来るのではと感じます。

井上 智弘