9月末で3期目の第二四半期決算を迎えました。これまで関わってくださった方々に本当に感謝したいと思います。

ちょうど2年半ほど前。自宅のソファーで会社名を考えている自分がいました。その際に真っ先におもいついたワードが、セールス、マーケでした。それに加え、最先端テクノロジーと自分の名前の頭文字を合わせて、Smacieという会社名にすることに決めました。

真っ先にセールスとマーケがおもいついたのは、過去自分が会社員時代に経験してきた領域だった、ということもありますが、一番はセールス、マーケの威力やインパクト、将来性を痛感していたからだと思います。

セールス、マーケの領域であれば、AIの時代においてもこれから必ず伸びそうだし、自分たちで必ず社会へ貢献ができると感じていました。

その結果、会社のビジョンもすぐ決まり、3つある中でも、最初の内容が「営業×マーケティング×最先端テクノロジーを組み合わせて、新時代を切り拓いていきます。」です。

ここからぶれてはならないし、もしこれからぶれるようであれば会社を閉鎖した方が良いというくらいビジョンに対する信念は強くもっています。

なので、自分たちはリクルートやビズリーチさんのような人材会社を目指しているわけでもなく、セールス、マーケ領域において勝負をする会社を目指しています。

セールス、マーケにおいては、「ひと」だけでなく、「情報」、「テクノロジー」の3つの組み合わせが重要であることは会社HPへも記載しておりますが、そこでまず押さえなければならないのは「ひと」だと考えています。 ※図の通り

というのも、「ひと」が、「情報」を得て、「テクノロジー」を活用するというのがごく当然の考え方だからです。

(「テクノロジー」が「情報」を得て、「ひと」を活用する。と逆転する時代は今後可能性は0でないかもしれませんが。)

そうすると、初期戦略として「テクノロジー」でお客さまの課題解決を行う、という考えでなく、「ひと」を軸とした、いまのITセールスやマーケに特化した人材紹介事業に至っています。

以前勤めていた会社でもありましたが、CRMなどのテクノロジーを実際に活用するのは「ひと」であって、その人が運用できない、とか、入力作業が面倒でやらない、もしくはそもそもひとがいない。という状態が続いてしまうとせっかくサービスを導入したとしても即解約につながってしまうという状況を本当によく聞きます。

ただ、「人」と「情報」をしっかりと押さえておけば、今後どのようなテクノロジーが良いのか、顧客に受け入れられるのか、事業としてうまくいくのか、という勘所が自ずとわかってくるような気がしています。

なので、まずはテクノロジーではなく「ひと」を押さえ、その次に「情報」、最後に「テクノロジー」という順で事業展開をしたいと思っています。 ※図の通り

Smacieがビジョンに反して今後、人材会社として大きくなっていくということはないと思います。

そうではなく、唯一無二の最先端セールスマーケのプロフェッショナル企業として長く存続していけるよう日々頑張っていきます。

井上 智弘