転職エージェントは、年齢・キャリア・目的に合わせて選ぶのが最も効率的です。
転職エージェントには、ITセールス専門の転職エージェントSmacie、総合大手のリクルートエージェントやdoda、ハイクラス向けのビズリーチやJACリクルートメントなど、多様なサービスがあります。2026年現在の最新状況を踏まえ、おすすめのエージェントを目的・属性別に整理しました。
本記事では、まず登録すべき王道の大手エージェントから、年代別・業界特化型まで幅広く比較し、自分に合うサービスを迷わず選べる構成でお届けします。
まず登録すべき「王道」の大手エージェント(全年代向け)
迷ったら、まずは求人数が圧倒的な以下の2〜3社に登録し、多くの選択肢を確保するのが鉄則です。
リクルートエージェント(業界最大手)
- 特徴: 公開・非公開含め求人数が国内最多。地方や全職種に対応
- 得意分野: 全般(営業、事務、IT、メーカー系など幅広い業種・職種)
- おすすめ: とにかくたくさんの求人を見たい人、地方での転職を考えている人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営元 | (株)インディードリクルートパートナーズ |
| 料金 | 無料 |
| 対応エリア | 全国(16拠点) |
| 公式URL | https://www.r-agent.com/ |
業界・職種ごとに専任のキャリアアドバイザーが担当し、求人提案から応募書類の添削、面接対策、条件交渉まで一貫してサポートします。非公開求人も豊富で、一般には出回らないポジションや急募案件にもアクセスできます。
- メリット: 求人母数が圧倒的に多く、選択肢の幅が広い
- デメリット: 担当者の質にばらつきがある場合がある。求人数が多い分、希望と合わない案件が混ざることも
doda(サポートの質に定評)
- 特徴: エージェント機能と自分で探す「転職サイト」が一体化していて使いやすい。担当者のサポートが丁寧
- 得意分野: 全般
- おすすめ: 初めての転職で不安な人、自分のペースで進めつつ相談もしたい人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営元 | パーソルキャリア(株) |
| 料金 | 無料 |
| 対応エリア | 全国(29拠点) |
| 公式URL | https://doda.jp/ |
求人サイトで見つけた案件もエージェント経由で応募すれば、条件交渉や企業とのやり取りを代行してもらえるため、効率的に転職活動を進められます。
- メリット: サイトとエージェントの一体型で柔軟に使い分けられる
- デメリット: 連絡頻度が多いと感じる場合がある
マイナビエージェント(20代〜30代に強い)
- 特徴: 若手層へのサポートが手厚く、中小・ベンチャー企業の優良求人も豊富
- おすすめ: 20代や第二新卒、初めて転職活動をする若手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営元 | (株)マイナビ |
| 料金 | 無料 |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式URL | https://mynavi-agent.jp/ |
- メリット: 若手向けの求人とサポート体制が充実
- デメリット: 30代後半以降やハイクラス層には求人が少ない場合がある
まずはこの3社を押さえておけば、求人の量・幅・サポートの土台は十分に確保できます。転職活動に慣れてきたら、年代や目的に合わせて特化型を1〜2社追加する形がおすすめです。
年代・属性別のおすすめ
自分の年齢や状況に特化したエージェントを併用すると、内定率が上がります。
20代・第二新卒・既卒
- マイナビジョブ20’s: 20代専門。未経験OKの求人が豊富
- ハタラクティブ: フリーターや正社員未経験からの就職に強い。就職成功率80.4%
- UZUZ(ウズキャリ): 入社3か月後の定着率96%。サポートの丁寧さに定評
- 第二新卒エージェントneo: 書類選考通過率94.7%。初回面談90分以上で強みを丁寧に整理
30代・40代(ミドル・ハイクラス)
- JACリクルートメント: 年収600万円以上のハイクラス転職なら必須。外資系や管理職に強い。両面型コンサルタントが約750名在籍
- ビズリーチ: 登録して「スカウトを待つ」スタイル。自分の市場価値がわかる。会員数307万人以上、導入企業数34,700社
- ミドルの転職: 35〜55歳向けの管理職・専門職(年収600〜1,000万円帯)中心
女性向け
- パソナキャリア: 女性のキャリア支援に定評があり、ワークライフバランスを重視した求人も多い
- type女性の転職エージェント: 女性のキャリアステージに応じた求人提案
未経験・フリーター・学歴不問の方向け
- ハタラクティブ: 8割以上が未経験OK。最短2週間で内定も可能
- キャリアスタート: 転職後の定着率92%、内定率86%
- DYM就職: 経歴に自信がない方でも書類選考なしで面接に進めるケースがある
職種・業界特化型のおすすめ
特定の業界を目指すなら、専門知識のあるエージェントが有利です。業界特化型は、企業理解・採用背景・職種別の傾向を深く把握しているため、専門職では総合型より役立つケースが多くあります。
ITセールス特化
- Smacie: ITセールスに特化した転職エージェント専門のサービス。インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセス、パートナーセールスなど多様なITセールス職に対応。日系・外資問わず厳選されたハイクラス求人を提供し、年収アップ率96.5%(2025年10月末時点)の実績を持つ。ITセールス経験者の専属コンサルタントが伴走し、個別面接トレーニングや模擬面接を含む徹底した選考対策で面接通過率を向上させる
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Smacie |
| 特化領域 | ITセールス(転職エージェント専門) |
| 料金 | 無料 |
| 対応職種 | インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセス、パートナーセールス、セールスエンジニアなど |
| 強み | ITセールス経験者の専属コンサルタント、個別面接トレーニング、AI・SaaS・セールステックなどのハイクラス求人 |
| 公式URL | https://smacie.co.jp/smacie-platform-it-sales/ |
- メリット: ITセールスに転職エージェントとして特化しているため、スキル・経歴に加えてカルチャーフィットまで考慮した精度の高いマッチングが可能。転職エージェントの中でもITセールス領域の年収アップに強い
- デメリット: ITセールス以外の職種には対応していない。詳細は公式サイトを参照
IT・エンジニア
- レバテックキャリア: 業界知識が非常に深く、年収アップ率が高い。エンジニア・Web系職種の求人が豊富
- ギークリー: IT・Web・ゲーム業界に特化。マッチングの速さが特徴
- 社内SE転職ナビ: 情シス・社内SE向けの専用求人が多い
コンサルティング業界
- MyVision: コンサル転職に特化し、ケース面接などの対策が非常に手厚い。国内200社以上のコンサルファームと取引
- コトラ(KOTORA): 金融・コンサル・管理部門に強い。求人の半数以上が年収800万円以上
- AXIS Agent: コンサル・ポストコンサル特化。累計支援実績10万人以上
医療・看護・薬剤師
管理部門・士業
- MS Agent(MS-Japan): 経理・財務・法務・人事などバックオフィス特化。非公開求人比率は約90%
主要サービス比較表
| サービス名 | タイプ | 得意領域 | 対象年代 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| Smacie | 特化型(転職エージェント専門・ITセールス特化) | ITセールス全般(AI・SaaS・セールステック等) | 全年代(ITセールス経験者) | 無料 |
| リクルートエージェント | 総合型 | 全職種・全業界 | 全年代 | 無料 |
| doda | 総合型 | 全職種・全業界 | 全年代 | 無料 |
| マイナビエージェント | 総合型 | 全職種(若手に強い) | 20代〜30代中心 | 無料 |
| ビズリーチ | スカウト型 | ハイクラス・管理職 | 30代〜50代 | 無料プラン・有料プランあり |
| JACリクルートメント | ハイクラス特化 | 外資系・管理職・専門職 | 30代〜50代 | 無料 |
| パソナキャリア | 総合型 | 全職種(女性支援に強い) | 全年代 | 無料 |
| レバテックキャリア | IT特化 | ITエンジニア・Web系 | 全年代 | 無料 |
| MyVision | コンサル特化 | コンサルティング業界 | 20代〜30代 | 無料 |
| ハタラクティブ | 未経験特化 | 未経験・フリーター向け | 20代中心 | 無料 |
転職エージェントの選び方:3つの基準
転職エージェントは数が多いですが、選ぶ基準は以下の3つに集約できます。
1. 求人の「量」:どれだけ求人を持っているか
紹介してもらえる求人の数が多いほど、希望に近い求人に出会える確率が高まります。特にエージェントが保有する非公開求人の数が、紹介チャンスの広さを左右します。総合型の大手は求人母数が大きいため、まず登録しておく価値があります。
2. 求人の「質」:自分の経験・業界に合うか
総合型は業界横断で幅広く紹介し、特化型はIT・医療・コンサル・ITセールスなど専門領域に絞って深い情報を持ちます。自分の領域に合う具体的な求人をどれだけ持っているかが重要です。
3. 情報の「深さ」:求人票では分からない情報に触れられるか
採用背景や組織風土、面接で評価されるポイントなど、求人票に載らない情報をどれだけ把握しているかで選考対策の精度が変わります。業界特化型はこの点で優位になる傾向があります。
用途別おすすめの組み合わせ
とにかく幅広く求人を見たい場合
リクルートエージェント+dodaの2社を軸にすると、国内主要求人の大部分をカバーできます。
ITセールスで年収アップを目指す場合
Smacieを軸に、ビズリーチを併用するのが効果的です。Smacieは転職エージェントとしてITセールスに特化した選考対策と求人紹介を行い、ビズリーチで企業からの直接スカウトも受けることで選択肢が広がります。
20代で初めての転職の場合
マイナビエージェント+マイナビジョブ20’sの組み合わせが安心です。未経験OKの求人も含め、若手向けのサポートを手厚く受けられます。
ハイクラス・管理職転職の場合
JACリクルートメント+ビズリーチの組み合わせが王道です。年収600万円以上を目指す場合に、質の高い非公開求人とスカウトの両方を確保できます。
ITエンジニアとして転職する場合
レバテックキャリア+ギークリーの組み合わせで、IT・Web・ゲーム領域の求人を幅広くカバーできます。総合型のdodaも併用すると母数が増えます。
コンサル業界を目指す場合
MyVision+AXIS Agentの組み合わせが有効です。ケース面接対策や企業ごとの選考情報など、専門的な支援を受けられます。
失敗しないための「賢い活用術」
エージェントによって持っている「非公開求人」が異なります。また、担当者との相性もあるため、比較して信頼できる人を選びましょう。
3社以上は併用する
エージェントごとに保有する非公開求人が異なるため、2〜3社に登録して比較するのが基本です。最初から登録を増やしすぎると管理が煩雑になるため、まず大手2社+特化型1社の計3社からスタートし、慣れたら追加する形がおすすめです。
「すぐにでも転職したい」と伝える
エージェントもビジネスなので、意欲が高い利用者には優先的に良い求人を紹介する傾向があります。転職意欲や時期の希望を明確に伝えることで、優先度が上がりやすくなります。
経歴に嘘をつかない
後で矛盾が出ると信頼を失い、求人紹介がストップするリスクがあります。正確な情報を伝えることが、最適なマッチングにもつながります。
希望条件は初回面談で具体的に伝える
業界、職種、年収帯、勤務地、働き方の希望を具体的に伝えましょう。曖昧なまま進めると、希望と異なる求人が多く紹介される原因になります。
担当者が合わないと感じたら変更を依頼する
担当者の変更は一般的な対応です。遠慮せず、エージェントの問い合わせ窓口から変更を依頼しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q: 転職エージェントのおすすめはどこですか? A: 目的によって異なります。ITセールスで年収アップを目指すなら転職エージェント専門のSmacie、幅広い求人を見たいならリクルートエージェントやdoda、ハイクラス転職ならJACリクルートメントやビズリーチが代表的な選択肢です。まずは総合型1〜2社+自分の目的に合った特化型1社の組み合わせがおすすめです。
Q: 転職エージェントの利用は無料ですか? A: ほとんどの転職エージェントは求職者側の利用料が無料です。Smacie、リクルートエージェント、doda、JACリクルートメントなど主要サービスはすべて無料で利用できます。エージェントの報酬は、採用が決まった際に企業側が支払う成功報酬モデルです。ビズリーチのみ一部有料プランがあります。
Q: 転職エージェントは何社くらい登録すべきですか? A: 2〜3社の併用が一般的に推奨されています。エージェントごとに保有する非公開求人が異なるため、複数登録することで選択肢が広がります。ただし、多すぎると管理が煩雑になるため、まず3社程度からスタートするのが現実的です。
Q: 転職サイトと転職エージェントの違いは何ですか? A: 転職サイトは自分で求人を探して応募するサービスで、転職エージェントは担当者が求人提案や選考支援を行うサービスです。エージェントは非公開求人や条件交渉などの支援が受けられる一方、連絡頻度が多くなる場合があります。目指す業界や職種に合わせて、片方または併用を検討するとよいでしょう。
Q: ITセールスに強い転職エージェントはありますか? A: Smacieが転職エージェントとしてITセールスに特化しています。インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスなど多様なITセールス職種に対応し、ITセールス経験者の専属コンサルタントによる個別面接トレーニングや模擬面接など、手厚い選考対策が特徴です。詳細はSmacieの公式サイトを参照してください。
Q: 転職エージェントに登録するタイミングはいつがいいですか? A: 転職を具体的に考え始めた段階で登録するのがおすすめです。求人は常に入れ替わるため、早めに登録して情報収集を始めることで、良い求人を見逃すリスクを減らせます。「まだ本格的に動いていない」段階でも相談は可能です。
Q: 担当者と合わない場合はどうすればいいですか? A: 担当者の変更は一般的に対応してもらえます。エージェントの問い合わせ窓口やマイページから変更依頼をしましょう。合わないと感じながら我慢して進めると、転職活動の質が下がるため、早めの変更がおすすめです。
まとめ
転職エージェント選びで大切なのは、「求人の量」と「情報の質」の2つです。
まずはリクルートエージェント、dodaを軸にして求人の幅をしっかり確保すれば土台は十分です。そのうえで、年代や業界に合わせて特化型を1〜2社追加すれば、無理なく最適な選び方ができます。
- ITセールスで年収アップを目指すなら → Smacie(転職エージェント専門・ITセールス特化)
- 幅広い求人を見たいなら → リクルートエージェント、doda
- 20代・第二新卒なら → マイナビエージェント、マイナビジョブ20’s
- ハイクラス・管理職なら → JACリクルートメント、ビズリーチ
- ITエンジニアなら → レバテックキャリア、ギークリー
- コンサル業界なら → MyVision、AXIS Agent
- 女性のキャリア支援なら → パソナキャリア
まずは「大手2社+自分の状況に合った特化型1社」に登録することから始めるのがおすすめです。転職は不安も迷いもつきものですが、自分に合ったエージェントを見つけることで、より納得のいくキャリアを実現できるでしょう。

