2023年6月7日

「ITセールス」という言葉は、人によって定義や解釈が異なるということを日頃感じることがあります。私個人としては、ITセールスを狭義に定義すると、IT業界でのセールス経験がある方を指します。厚生労働省の調査によると、日本では約60万人のITセールスが存在しているようです。広義に捉えると、ITテクノロジーを活用したセールス経験がある方を指し、国内ではおおよそ800万人(日本全体のセールス職)が該当すると考えています。なぜなら、どんなにアナログと言われる業界のセールスでも、PCやスマホ、タブレットなどを使ってGoogle検索等をせずにセールス活動を行っている方はほとんどいないと思われるからです。最近ではChatGPTが登場し、まだ一部の企業では使用が制限されていると聞いていますが、この技術を活用してセールス活動を行うこともまさにITセールスの一環と考えられます。ITセールスというと一見狭い領域を指すように思われますが、近い将来、日本全国のITセールスが重要な役割を果たす時代が来ると予想しています。私たちITセールスにとっては、現在の環境に感謝しつつ、Smacieとしても成長できるよう引き続きチャレンジを続けていきます。

井上 智弘