最近、AI系のニュースや話題がよく出てきますが、「なぜこれからAIが必要なのか?」というのを大局的視点で考えてみたいと思います。上図が日本の人口推移グラフです(引用:厚労省HP)。2020年には生産年齢人口が約7500万人で、50年後の2070年には、4割減の約4500万人となると予想されています。

この人口推移予測とこのままの労働生産性で50年間経過すると、単純計算で今よりも4割も経済が低迷することになります。これから常に経済低迷する国で生き耐えるのか、どうにかして今よりも経済成長をさせるのか。後者を目指すキーとなるのが「AI」だというのが世間トレンドなのではと思っています。

具体的には、
1.労働人口が減る分、「AI」でその労働力を代替(補完)する
2.労働生産性を、「AI」を活用することによって高める

AIに完全に置き換わることができる仕事(とそうでない仕事)、AIを活用しながら生産性を上げられる仕事など、今は黎明期でよくわからない部分も多いですが、大局的に見るとAIは必ずインフラのような存在になっていくのではと感じます。

この時期にスタートアップをやっている身としては、AIに対して全張りでも良いくらいなのかなと思います。少なくとも、これからあらゆる企業が当然のようにAIを搭載した上記「1.」「2.」関連のAIサービスを出されていくことになるのではと思います。

人口減少下で、特にそれらを提案販売するセールス職のニーズはこれから益々高まっていくであろう(※)、ということでSmacieとしてはAI業界、AIサービス特化のセールス紹介、マッチング事業は早急に始めていければと考えています。
※「なぜAI時代でもセールスが求められるのか?」は下記の記事で言及しておりぜひご覧いただければ幸いです。

代表ブログ(2023年5月27日)
ITセールスメディア記事(2024年11月26日)

単に事業ドメインをAIに寄せるだけでなく、社内の単純業務や比較的高度な仕事までAIへ任せ、結果的に一人当たりの生産性が上がり中長期的に競争力を高め成長していけるような会社を目指していければと思っています。いわゆるAIトランスフォーメーション、というところまで見据えて会社運営していきます。

井上 智弘