はじめに

「知り合いがいる会社だから安心だと思ったのに、実際に入社してみたら全然違った…」。

そんな声を、ITセールス職の転職支援を行っていると頻繁に耳にします。信頼できる人からの紹介で転職できる「リファラル(リファーラル)採用」は、いまや主流の手段の一つとなりました。しかしこの手法には、大きなメリットと同時に、見落としがちな“落とし穴”が存在します。

この記事では、ITセールス職での転職を検討している方に向けて、リファラル転職でありがちな失敗の原因や、企業の実態を正しく見抜くための視点、そしてそのプロセスを伴走できるSmacie(スマシエ)の役割までを詳しく解説します。


目次

  1. リファラル転職とは?注目される背景
  2. 「信頼できる人」=「信頼できる会社」ではない理由
  3. リファラル転職でよくある失敗パターン
  4. 会社の実態を見極めるための視点とは
  5. なぜSmacieが信頼されるキャリアパートナーなのか
  6. 実際の転職支援事例:リファラル転職とSmacieの介在価値
  7. 無料キャリア相談の流れと予約方法
  8. まとめ:信頼も大事、でも“自分の目”を持とう

1. リファラル転職とは?注目される背景

リファラル転職とは、企業の社員や関係者からの紹介によって選考が進む採用手法のことです。企業側から見ると「信頼できる人からの推薦」なので、書類選考免除や面接回数の短縮といったメリットがつくこともあり、効率的な採用方法として急速に普及しています。

求職者にとっても、応募のハードルが下がりやすく、内部事情を事前に聞けるため安心感があるのが魅力です。特にITセールス職のように人材流動性が高く、ネットワークが強い業界では、この方法を選ぶ人が増えています。

しかし、その“安心感”こそが、時に判断を鈍らせる原因となるのです。


2. 「信頼できる人」=「信頼できる会社」ではない理由

多くの方がリファラルでの転職を選ぶとき、「〇〇さんが働いているから安心」「あの人が推薦するなら問題ない」といった“人基準”での判断をします。これはある意味当然のことですが、冷静に考えてみてください。

その人が働いている“ポジション”や“部署”、“入社タイミング”は、自分と同じでしょうか?その人が感じている「良さ」は、自分にとっても価値のあるものなのでしょうか?

たとえば、推薦者が経営層に近い立場で自由度の高い環境にいる場合、同じ会社でも一般社員には強いプレッシャーや評価制度の厳しさがあるかもしれません。

また、スタートアップの場合、組織の成長フェーズが変われば、働き方も期待される役割も一変します。「数年前は良かったけど、今は正直かなり違う」といったことも珍しくありません。

つまり、「人を信頼すること」と「会社を見極めること」は、まったく別軸で考えるべきなのです。


3. リファラル転職でよくある失敗パターン

実際にあった事例をもとに、リファラル転職でよくある失敗をいくつか紹介します。

  • ミスマッチな業務内容:聞いていた話と違って、業務範囲が狭い/広すぎる、裁量がない、数字だけを追わされるなどの違和感を感じるケース。
  • 文化の違いに苦しむ:紹介者とは合うが、社内の他部署との連携が悪く、孤立感を感じる。
  • 評価制度がブラックボックス:成果を出しても正当に評価されない、または査定基準が不明瞭でモチベーションが続かない。
  • 紹介者と関係が悪化:業務上のトラブルや評価のすれ違いによって、かえって居心地が悪くなることも。

リファラル転職の落とし穴は、「言いづらいことを省略したまま入社する」ことにあります。その結果、実態を見誤り、期待と現実のギャップが大きくなるのです。

また、入社後に「思ったより事業が伸びていない」「資金調達が止まっていた」「財務状況が厳しくて待遇に影響が出た」といったギャップに直面することもあります。特に非上場企業では財務情報が公開されていないことも多く、慎重なチェックが必要です。

リファラルでの転職は、紹介者の言葉だけでなく、事業の方向性、会社の経営陣、財務の健全性などを自分でも多角的に確認する姿勢が大切です。


4. 会社の実態を見極めるための視点とは

リファラルであっても、冷静に企業を評価する視点が必要です。以下のような観点で情報を整理しておくと、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。

  • 組織構造とレイヤーごとの役割:自分のポジションはどの階層にあるのか、マネジメントラインはどうなっているか。
  • 営業スタイルと評価指標:KPIやKGIの設計、個人とチームのバランス、CRMやSFAの活用状況などもチェックすべきです。
  • オンボーディング制度:入社後の支援体制が整っているかどうか。属人的で放置されるような環境では、早期退職のリスクも。
  • 過去の離職率や組織変化の履歴:組織がどう変化してきたのか、同様のポジションでの離職理由も参考になります。
  • 業績や財務状況:赤字続きでないか、急激な人員削減やリストラが行われていないか。(上場企業であればIR資料、非上場でも外部公開情報や口コミから財務面の健全性をチェックすることが可能です。)

こうした情報は、紹介者だけでは得られないことも多く、第三者的な視点での確認が不可欠です。


5. なぜSmacieが信頼されるキャリアパートナーなのか

Smacie(スマシエ)は、ITセールスに特化した転職支援を行うエージェントです。単なる求人紹介ではなく、個人の価値観・キャリア指向に深く入り込み、「なぜこの会社に入りたいのか」「その環境でどう成長できるのか」を徹底的に言語化・整理するサポートを行います。

Smacieが信頼される理由は以下の通りです:

  • 業界知見と現場感:代表自身がITセールスの実務を経験し、数多くの転職支援を行ってきたことから、リアルな現場の視点がある。
  • 紹介先の企業文化・組織構造を詳細に把握:求人票に載っていない社風や評価制度、マネジメントのスタイルまで含めて情報提供。
  • リファラル転職時の第三者的アドバイス:紹介者に直接聞きづらいことを代わりに確認したり、聞き方を一緒に考えたりと、伴走支援が強み。

Smacieでは無料キャリア相談を実施しており、まずはお気軽にお問い合わせください。


6. 実際の転職支援事例:リファラル転職とSmacieの介在価値

ある30代前半の男性は、前職の上司からスタートアップを紹介され、非常に好印象を受けていました。しかしSmacieに相談する中で、その企業が直近で人事制度を変更し、評価の仕組みが変わっていること、同じポジションで1年以内に2名が退職していたことが判明。

それらの事実を紹介者に確認し、「なぜそうなっていたのか」「今後改善の予定はあるのか」を丁寧にヒアリング。その結果、自身の価値観とズレがあることに気づき、別の企業で満足度の高い転職を果たしました。

Smacieは、ただ転職を成立させるのではなく、「後悔のない選択ができるか」に軸足を置いてサポートを行います。


7. 無料キャリア相談の流れと予約方法

Smacieでは、オンラインでのキャリア相談を随時受け付けています。 公式LINEにアクセスし、アンケート回答をするだけでOK。事前準備は不要で、カジュアルな相談からスタートできます。

初回相談では、今の不安や希望、現職の状況、将来的にどうなりたいかといったテーマを深掘りしていきます。リファラル転職を検討している場合は、紹介者との関係性や聞きづらいことについても一緒に考えていきます。


8. まとめ:信頼も大事、でも“自分の目”を持とう

リファラル転職は、情報不足やミスマッチを避けられる素晴らしい手段である一方、その“信頼”に甘えてしまうと、見落としが生じてしまいます。

本当に納得できる転職をするためには、自分自身の価値観と向き合い、会社の実態を多角的に検証する力が求められます。

Smacieでは、そのプロセスを丁寧に伴走し、皆さんが心から納得できるキャリア選択ができるようサポートいたします。

今、少しでも転職を考えているなら、その第一歩として、一度相談してみませんか?ご自身のキャリアにとって最良の選択肢を一緒に探しましょう。

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