2022年8月26日

今のSmacieの取締役に、サイバーエージェントの藤田社長が、設立当時はああだった、こうだった。だから今の自分もこうやっていきたいといった話をすると、藤田社長は別格だからそもそも比べたらだめ、といつも叱られます。そんな自分の中で仮想大先輩化している藤田社長が1998年12月20日に書かれていたブログが印象的でした。

ー引用ー
オリンピックの金メダリストは「金を取る」と考えた人の中から一人だけ選ばれるのであり、「とても無理」と考えた人で金メダリストはいない。
だから、大きな夢を持つことは「最初の一歩」だと思う。 とおっしゃってましたが、マイクロソフトに勝つのは絶対無理だとか電通に勝つのは無理だとか、今さらYahooを超える検索エンジンを作るのはとても無理だとか考えていては、絶対に偉業を成し遂げることはできないと思います。
私たちは無尽蔵にチャンスが広がるこのインターネットの市場で事業を展開して、1番を狙わないほうが馬鹿らしいと思います。
今は笑われても絶対にこの市場でNo.1の会社をつくりたいと思います。
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1998年当時、まだ設立1年目だったサイバーエージェントが「インターネット業界でNo.1を取る」というのを掲げており、今ではネット広告市場でダントツ1番をとっている。まさに有言実行をしている藤田社長は、確かに別格だなと感じました。

私も会社を作って間も無く、大した根拠はないものの「5年以内には上場」「グローバルで圧倒的な存在感の会社になるまで成長し続ける」といった目標を掲げており今は笑われるかもしれません。ただ、こういった目標を掲げることがまず「最初の一歩」となって、予言の自己実現という言葉にもある通り当初掲げた目標を実現させられるよう、引き続きIT業界、セールス領域で頑張っていきたいと思っています。

井上 智弘