2022年5月13日
以前、勤めていた証券会社で鹿児島支店に配属されていた際、たまに支店全員で飲み会やカラオケに行く機会があったのですが、そこで支店長が毎回歌っていたのが「軍歌」でした。
当時の証券会社も軍隊のような営業会社で、個人宅や会社へ飛び込み訪問をし続け、開拓できませんでしたはあり得ず、できるまで支店に帰ってこれず、常に上司の監視下で数字を出し続けないといけない。といった日々が続いていました。
ちょうど鹿児島県は知覧町があり、太平洋戦争の際に神風特攻隊として若者が飛び立ち、相手の戦艦に体当たりするといった軍事作戦がなされた拠点がありました。そこの平和祈念館では、飛び立つ直前の若者が肉血で書いた両親向けの手紙や、お守りなどが展示されており、当時の兵隊さんたちの覚悟が生生しく伝わってきます。
私自身、証券会社で少しへこたれがちな時期もありましたが、そんな時は知覧の平和祈念感で当時の神風特攻隊で飛びたった若者から勇気と根性をもらっていた気がします。
そういう根性論も営業をやる上では大事だと思っておりグロービスやIT企業で培った思考力と、鹿児島支店で得た根性論のハイブリッド式で会社を大きくしていきたいなと思います。
井上 智弘